インド発、次世代を担うスタートアップに注目！新たな投資基金が誕生

インドの消費者向けインターネット企業、Info Edge Indiaは、新たなベンチャーキャピタル基金「IE Venture Investment Fund III」に向けて、1000 Crルピー（約115 millionドル）をBSEの報告書を通じてコミットしました。
新たなファンドは、シンガポールの国営投資基金Temasekとの協力のもと、2000 Crルピー（約230 millionドル）を超えると期待されています。このファンドは、コンシューマーインターネット、フィンテック、エドテック、ソフトウェア分野の初期段階のスタートアップをターゲットにし、インドのベンチャーキャピタルシステムにおいてInfo Edgeの重要な役割を強化することでしょう。

同社は、直接投資と専用ファンドを通じた構造的投資を組み合わせたハイブリッド型の投資アプローチを採用しており、スタートアップを育てながら、高成長ビジネスの拡大に焦点を当てています。Info Edgeは、高成長企業を戦略的に支援することで、広く知られているZomato、Policybazaar、NoBrokerといった高プロフィールのスタートアップに投資し、そのポートフォリオを拡大しています。

最新の財務結果では、同社は前年同期比9.6％増の総収益675.7 Crルピーを報告。Naukri.comを通じたリクルートメントサービスが強みとなっていますが、不動産（99acres）、教育（Shiksha）、婚活サービス（Jeevansathi）などの新興セグメントも注目を集めており、その結果、安定した利益を達成しています。
新しいベンチャーファンドを通じて、Info Edgeはインドのスタートアップエコシステムにおける重要な投資家としての役割をさらに強化していく意向です。

出典 : https://www.entrepreneur.com/en-in/news-and-trends/info-edge-india-commits-inr-1000-cr-to-new-venture-fund/486746