急成長するインドのフィンテック市場、2030年にはなんと2.1兆ドル規模へ

インドのフィンテック市場が、2030年までに2.1兆ドルの機会を持つ市場になると予想されています。政府はフィンテック産業の拡大を目指し、エンジェル税廃止やデジタル個人データ保護法の実施など、政策面での変更を進めています。

過去10年で、インドのフィンテックスタートアップは実に500%の成長を遂げ、310億ドル以上の投資を引き寄せてきました。ナレンドラ・モディ首相は、このような業績を発表しつつ、国内での統一された支払いインターフェース（UPI）が大成功を収め、世界のデジタル取引の半分以上を占めていると賞賛しました。

さらに、同首相はフィンテックエコシステムが、並行経済のリスクへの対応に貢献し、透明性をもたらしていると指摘。政府は金融市場強化のために最先端技術と規制フレームワークに注力し、サイバー犯罪の増加に直面する中で、デジタルリテラシーの向上を促進しています。

今や、24のフィンテックユニコーンと、ユニコーンになる可能性のある36のスタートアップを擁するインドのフィンテック市場は、急ピッチで拡大を続けており、それは「フィンテック国家」を目指す計画にもつながっています。

出典 : https://inc42.com/buzz/fintech-startups-saw-500-growth-in-last-10-years-raised-over-31-mn-funding-pm-modi/