インド発！クラウド技術で世界をリードするNirmataの挑戦

サンノゼに本拠を置くソフトウェア開発会社Nirmataが、Peak XV’s Surgeを主体とする資金調達ラウンドで960万ドルを確保しました。
このラウンドはDallas Venture Capital、Dreamit、Z5 Capital、Uncorrelated Venturesも参加しています。同社はこの新たな資金を利用してインドでの業務を拡大し、市場への展開を加速させ、セキュリティの自動化、ガバナンス、コードからクラウドまでのアプリケーションとITインフラのコンプライアンスに焦点を当てた製品開発を促進する計画です。

2013年にJim Bugwadia、Ritesh Patel、Damien Toledoにより設立されたNirmataは、Kubernetesポリシーとガバナンスの解決策を専門とし、フラグシップ製品Kyvernoは、クラウドネイティブアプリケーション内のセキュリティとコンプライアンスを保証するために、Kubernetes設定を管理し自動化するオープンソースのポリシーエンジンです。

Kubernetesは、複数のコンピューター(サーバー)でアプリケーションを自動的に管理・実行するためのオープンソースプラットフォームで、世界的に企業が利用しています。

NirmataのCEOであるBugwadia氏は、DevOpsチームが多くインドに集中していることから、同地域へのさらなる投資を計画しています。現在、約35～40名のグローバルチームを持ち、その半数がインドに拠点を置いていますが、今後は従業員数を80名まで増員し、セールス、マーケティング、カスタマーサポートを強化する予定です。

同社は、Nirmata Control Hub (NCH)も提供しており、こちらはセキュリティポリシーを施行し、自動化及び致命的な問題の修復を行う統合プラットフォームであり、企業の運用の効率化と生産性の向上を支援しています。AIによるアプリケーションの増加がクラウドの採用を加速し、プラットフォームエンジニアリングチームの構築が必須になる中、Bugwadia氏はAI生成コードがソフトウェア開発を変革すると語っています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/saas-firm-nirmata-raises-9-6-million-from-peak-xvs-surge-others/articleshow/118123848.cms