インドの半導体産業に朗報！米Lam Researchがカルナータカ州に1000億ルピー投資

米国の半導体製造装置メーカーLam Researchは、インド南部のカルナータカ州に今後数年間で1000億ルピー（約12億ドル）以上の投資を行うと発表しました。
これはインドがその半導体エコシステムを強化しようとする計画にとって追い風となっています。
「Invest Karnataka」というイベントで、Lam Researchはカルナータカ工業地域開発委員会（KIADB）と覚書（MoU）を締結したと述べました。

ナレンドラ・モディ首相の政府は、世界市場のシェアを拡大しようと、インドの初期段階の半導体製造業を育成するためのさまざまなイニシアティブを推進し、その一環として100億ドルのインセンティブパッケージを含んでいます。
インドは2026年までに自国の半導体市場が630億ドルに達すると予測しています。

世界中の半導体企業が、大手ハブである台湾などとの競争に勝つために、インドに投資や施設の設立を進めており、Lam Researchの投資はインド政府の半導体ビジョンへの「大きな信頼表明」とIT大臣が述べています。

カリフォルニア州フレモントに本拠を置くLam Researchは、半導体製造に不可欠な装置を開発する企業であり、その製品はさまざまな半導体装置のウェーハ処理や配線に主に使用されています。
カルナータカ州には、インド経済への大きな貢献者であるITハブのベンガルールが含まれており、ソフトウェア、ITサービス、製造品の主要輸出地の一つとなっています。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/auto-components/us-chip-toolmaker-lam-research-to-invest-over-usd-1-billion-in-india/118176211