インド政府、国産鉄鋼業を守るための重大措置

インドは、国内の鉄鋼メーカーを安価な輸入品から守るため、中国からの鋼鉄輸入品に対して15%〜25%の暫定関税を検討しています。H.D.クマラスワミ鉄鋼大臣が明らかにしました。
この関税は最長で2年間適用される可能性があります。輸入品の増加により、一部の地元メーカーは生産縮小や人員削減を余儀なくされています。
また、インドは貿易協定により、アメリカからの市場を求めて韓国や日本からの輸入圧力が増えているという状況もあるため、政府は市場アクセスを拡大する取り組みを強化しています。
鉄鋼業の脱炭素化に向けたプロダクションリンクインセンティブプログラムも導入される予定で、20-25億ドルの投資とグリーンボンドや公私パートナーシップによる資金調達が見込まれています。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/industry/india-weighs-temporary-tax-on-cheap-chinese-steel-import/118176587