インドのデジタル決済大手Razorpay、新興企業Popに投資か

デジタル決済の大手企業Razorpayが、支払いと報酬を提供するバンガロールに拠点を置くスタートアップ「Pop」への投資に向けて話し合いをしていることが関係者の話で明らかになりました。
Popは、初期段階の投資ファンドIndia Quotientから支持されており、1000万ドルから1500万ドルの資金調達を目指していますが、適切な取引条件が整えば買収の可能性もあります。
Razorpayは、新設されたベンチャー部門「Razorpay Ventures」を通じて資金調達に参加する予定です。

また、人々はPopが現在、評価額5000万ドルでの買収を模索している一方で、資金調達の話し合いが進行中だと語っています。
Popは、既にUnilever VenturesとIncubate Fundから400万ドルの投資を受け入れ、前回の評価額は1500万ドルでした。

Popの創業者であるBhargav Errangi氏は、UPI鉄道上で機能する支払いプラットフォームを運営し、Yes Bankとの提携でRuPayによるクレジットカードも提供しています。
同社は、Popアプリを通して支払う消費者に対し、Popコインとして報酬が付与され、それを異なるブランドや電子商取引ポータルで割引クーポンとして利用可能なモデルを採用しています。
インド国立決済公社のデータによると、Popは2025年1月にUPI上で810万件の取引を処理し、約430クロールピーの資金の価値を決済しました。

出典 : https://m.economictimes.com/tech/technology/fintech-firm-pop-eyes-10-15-million-round-from-razorpay-others/articleshow/118335831.cms