インドの宇宙産業が加速！小型衛星市場での支配的地位を目指す

インド国立宇宙振興・認可センター(IN-SPACe)のパワン・ゴエンカ会長は、国内スタートアップが小型衛星の開発に注力すれば、インドは世界市場において優位に立てるだろうと述べました。彼は、1年以内にインドが小型衛星打ち上げ用のロケット「SkyrootのVikram、AgnikulのAgnibaan、ISROのSSLV」をフル稼働させる自信を示しています。
年間25回の小型衛星打ち上げを目指しており、2030年の小型衛星市場が$7.7 billionと評価されている中、インドは専用の打ち上げセンターを建設する予定です。

さらに、現在インドは商業用地上局を持たず、すべてがISROによって内部使用のために運用されていますが、4つのスタートアップに民間の地上局設立が承認されました。現時点で民間地上局のライセンスフレームワークは存在していませんが、数ヶ月以内に確立される見込みです。

ゴエンカ会長はまた、インドが宇宙産業において「勝つ権利」があるとする4つの分野について、産業界と政府が注力していると指摘しています。それは小型衛星の打ち上げ、製造と設計、地上局、およびデータサービスなどが含まれます。

インドの宇宙経済は2033年までに$44 billionに達することが目標とされており、ゴエンカ氏は公共及び民間部門での進捗が見られるとコメントしています。インドの最も価値のあるスタートアップは現在約$500 millionの価値があり、その他にも多数のスタートアップが急速に規模を拡大していくことが期待されています。

出典 : https://m.economictimes.com/tech/technology/india-can-win-in-small-satellite-market-emerge-niche-player-like-spacex-in-space-chairman-pawan-goenka/articleshow/118363393.cms