インドから世界へ：新たな旅の潮流

インド人の海外旅行が盛んになっており、多くの観光地やホテルがインド市場を重視し始めました。トーマス・クック（インド）は、韓国観光公社との提携を行い、訪問者の増加を目指しています。韓国は、韓流文化の影響力が高まる中で、前年比44%増の176,000人以上のインド人旅行者を2024年に迎え入れました。
韓国観光公社のインドおよびSAARC諸国地域ディレクターは、インフラの整備と優れたアクセス性も韓国が人気となっている理由だと述べています。その勢いを持続するため、観光戦略を従来の宣伝から地域の観光開発やカスタマイズされた特別ツアーに拡大しています。

一方、トーマス・クック（インド）は最近、モスクワ、ジョージア、マレーシアのサバ州などの観光局との覚書を締結し、新しい地域や体験を紹介してインドの旅行者の成長を促進しています。トルコでは前年比でインドからの訪問者が20.7%増加し、今年はさらなる観光促進のために多くの観光企業がインドを訪れる予定です。
ドバイ経済観光局によると、インドはリピーターが多い主要市場で、インドの高級旅行者向けセグメントの発展にも力を入れています。インド人を対象にビザのオンアライバルサービスを拡充し、世界最高の観覧車や新たなリゾートの体験を呼び込んでいます。

また、シンガポール観光局はインドとの国交60周年を記念し、インド人向けにゲームチェンジャー・スタジオショーなどの新しい体験を用意しており、SOTC トラベルでは体験型旅行が需要を牽引しているとして、南コリアやジョージアなどへの旅行市場が拡大しています。

出典 : https://m.economictimes.com/nri/visit/indians-bitten-by-travel-bug-are-a-treat-for-many/articleshow/118427798.cms