インドとカタール、スタートアップで新たな未来を築く

インド大使のヴィプル氏が、カタールとインドの二国間関係が、科学や技術、スタートアップの新たな分野において進展していることを明らかにしました。カタールの研究開発革新(QRDI)評議会が主催するセッションでの発言です。長い間成長してきた投資パートナーシップが、今やさらに深まりつつあります。

とりわけ、カタールのアミール陛下とインドの首相、大統領をはじめとする高官との最近の会議では、科学と技術、スタートアップは最重要課題でした。双方はデジタルセクターでのベストプラクティス共有やeガバナンスの推進も話し合っています。

インドは、現在世界で3番目に大きいスタートアップ・エコシステムを有しており、約15万社のスタートアップがあります。その中には100社以上のユニコーン企業も含まれるなど、注目されています。一方で、カタールもQRDI評議会をはじめとする様々な機関を通してスタートアップに大々的な投資を行っています。

2022年に始まったスタートアップ・インディア・イニシアティブのような取り組みを通じて、イノベーションとスタートアップが積極的に支援されており、両国は今後もこのパートナーシップを強化していく方針です。スマートフォンやインターネットの普及により、インドはeコマースやフィンテックなど多様な分野で急速にデジタル変革を遂げており、カタールにおいてもインドのスタートアップを惹きつけ、投資を促進する機会を探っています。

出典 : https://www.gulf-times.com/article/700945/qatar/indian-ambassador-highlights-tech-startup-opportunities-with-qatar