インドのEV市場を変革するスタートアップ、Vidyutが資金調達を実施

インド・ベンガルールに本拠を置く電気自動車（EV）向けファイナンススタートアップのVidyutは、米国のベンチャーキャピタル、Flourish Venturesから$2.5 millionの資金を調達しました。
同社は、提供しているBattery-as-a-Service（BaaS）を拡大し、旅客・商用のEVセクターをターゲットにします。これは、3one4 Capitalによる$10 millionの資金調達ラウンドに次ぐもので、Vidyutの総調達額は$16.5 millionを超えています。

Vidyutは、元SwiggyとBounceの幹部であるXitij KothiとGaurav Srivastavaによって2021年に創立され、商用・旅客のEV所有に関する全てを支えるエコシステムを提供しています。
バッテリーをサブスクリプションとして別途提供することで、3輪EVの初期投資を35-40%削減し、内燃機関車よりも手頃な価格でのEV利用を実現しています。

Vidyutはまた、JSW MG Motor Indiaとの提携により、9月に乗用車市場へ進出し、4輪EVの初期費用を30%削減しました。
同社はTata MotorsやMahindra Last Mile Mobility、Piaggioなどとも協力し、インド国内30都市に販売網を持っています。

Flourish Venturesは、「気候変動への対応を促進する上で、金融は重要な役割を果たす」とし、EVへのアクセスがインドの持続可能なソリューションへの移行において重要と強調しています。

出典 : https://m.economictimes.com/tech/funding/ev-financing-startup-vidyut-raises-2-5-million-from-flourish-ventures/articleshow/118573544.cms