アストラゼネカが新たながん治療薬でインド市場に革新を

アストラゼネカ・ファーマ・インディアの株式が、3月3日の午後の取引で3％上昇し、6,890ルピーに達しました。これは、同社ががん治療薬イムフィンジの使用拡大に関する規制当局の承認を得た後のものです。

インドの中央薬品標準管理機構（CDSCO）が、肝細胞がんの一種で手術不可能な状態の患者を治療するさらなる適応症について、ドゥルバルマブ（イムフィンジ）の輸入、販売、配布の許可を同社に与えました。

この承認は、進行性の肝がん患者に対する治療選択肢を拡大しています。ただし、インドでの拡大された適応症の発売には他の法的許可が必要であるにもかかわらず、規制上の承認はアストラゼネカのオンコロジー製品ポートフォリオ拡大において重要な一歩とされています。

同社は四半期決算で卓越した成績をおさめ、前年同期比 94.9％増の純利益30.8 Crルピーを達成しました。また、売上高は44％増の440.3 Crルピーに跳ね上がり、製品への強い需要が反映されています。

運営面では、EBITDAも前年度15.1 Crルピーから76.9 Crルピーへと大幅に向上しました。利益率に関して言えば、EBITDAマージンが前年の4.9％から17.5％へと大きく拡大したことも、インドの製薬市場における同社の成長力をあらわしています。

出典 : https://www.tradingview.com/news/moneycontrol:3ccf2ab3c094b:0-astrazeneca-pharma-shares-gain-3-on-cdsco-nod-for-expanded-use-of-cancer-drug-imfinzi/