インドのEV進出に遅れ？リライアンス産業が政府に製造延期を申請

リライアンス産業の電気自動車バッテリー製造部門が、製造工場設立の遅れを受け、連邦政府に生産促進のためのインセンティブ制度に関するさらなる時間の延長を求めていることが明らかになりました。ムケシュ・アンバニ氏が率いるこの企業グループは、延長期間の具体的な要請や延期理由については公表していません。

2022年3月、リライアンスは政府の生産連動型奨励金(PLI)スキームの下で、先進化学電池のための5GWの国内製造能力を確立するための奨励を獲得しました。1,810億ルピー（20.7億ドル）のスキームでは、企業に2年以内の工場設立が求められています。

しかし、リライアンスはこの部門が重工業省から遅延に伴う罰金を課されたこと、その罰金が3月3日時点で3100万ルピー（355,293ドル）に達していることを明らかにしました。

インド政府は、電気自動車(EV)の販売を全体の自動車販売の30%まで引き上げることを目指し、国内生産の促進を図るためにこの奨励制度を立ち上げました。昨年のインドにおけるEVの販売は、全自動車販売の約2％を占めていました。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/auto-components/indias-reliance-industries-seeks-extension-for-ev-battery-plant-setup/118712317