インド自動車業界、次世代技術への舵取り

インドのタタモーターズが、新たな「生産連動奨励金(PLI)制度」の下で、水素内燃機関（H2-ICE）技術を導入する計画を発表しました。この技術は、電気自動車（EV）や水素燃料電池といった他の先端自動車技術（AAT）に比べて、インフラを活用しやすく、また低品位の水素でも運用可能です。

PLI制度では、電気自動車や水素燃料電池に関連するコンポーネントに対して13％から18％、AATコンポーネントには8％から13％のインセンティブが設定されています。

タタモーターズは、この技術の試験運用を2025年3月5日から2年間行う予定で、インド各地の主要な貨物輸送ルートにて、さまざまな構成と積載容量を持つ16台の先進的な水素動力車両を試験的に運用します。

この取り組みは、インド政府が2021年9月15日に承認し、2023年度から2027年度まで実施される約25938 Crルピーの予算配分を伴うものであり、マヒンドラ＆マヒンドラとタタモーターズは、既に約246 CrルピーをPLIからの増産分として請求しています。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/commercial-vehicle/tata-motors-proposes-hydrogen-ice-inclusion-in-pli-scheme/118714568