インドユニコーン企業、女性役員の存在感まだ薄いが改善の兆し

インドのユニコーン企業116社の取締役会で、女性が占める割合は5.8%（76席）と、国内企業全体の18.3%や世界平均の23.3%に比べて依然として低いことが明らかになりました。
土曜日に発表された報告書によると、ユニコーン企業のうち、56社（48%）が女性取締役を少なくとも1名以上配置しており、13社（11%）が複数の女性取締役を持っています。
これにより、企業の取締役会でのジェンダー格差を埋めるための努力が継続していることが示されています。
“多様性を持った取締役会は、優れた財務パフォーマンスを発揮することが長年にわたって確立されています”と、PrivateCircle Researchのリサーチディレクターは語ります。
特に、取締役会のジェンダー多様性で上位四分位の企業は、下位四分位の企業に比べて27%も財務成績が良いとされています。
2024年3月の報告によれば、女性の取締役会への参加は2022年以来3.6%増加したとのことです。

出典 : https://ommcomnews.com/india-news/women-hold-5-8-pc-of-board-seats-across-indian-unicorns-report/