インドのスタートアップに注目！Bessemer Venture Partnersが巨額ファンド設立

サンフランシスコを拠点とする有名なベンチャーキャピタル、Bessemer Venture Partnersが、インドに特化した新ファンドを設立しました。今回発表された第二のインドファンドは、$350Mn（ミリオンドル）に達しており、グローバルかつ国内のVCファンドによるインド向け割り当てとしては、最大級のものとなります。

Bessemerは、AIを活用したサービスやSaaS、フィンテック、デジタルヘルス、消費者ブランド、サイバーセキュリティ分野の初期段階にある創業者を支援する意向を明らかにしています。ファンドの管理には、パートナーのVishal GuptaとAnant Vidur Puriが続投します。

インドのスタートアップ市場に強気な姿勢を示すBessemerは、若くて豊かでデジタルに精通した中間層の増加、デジタルテクノロジーの普及、そして国内投資で支えられるGDPで世界第5位の国が生まれつつあることなど、国のスタートアップエコシステムに変革の兆しがあると述べています。これらの長期的な傾向は、インドを1兆ドル規模のデジタル経済に導き、インド国内外の市場向けにソフトウェアを開発するスタートアップが急増するデジタルSaaS市場を牽引しています。

Bessemerは、インドから公開を果たした9社のポートフォリオ会社を持ち、特に目立つのはSwiggyです。同ファンドは今までに80社以上のインドのスタートアップへの投資を行ってきました。Prime Venture Partners（1億ドルファンド）, Stellaris VP（3億ドルインドファンド）_といった他のVCも、2020年から2022年にかけて比べて安定したインド特有のファンドを設立していることが見られます。

出典 : https://thetechportal.com/2025/03/12/bessemer-vp-announces-350mn-second-india-fund/