インドのEdtechユニコーンPhysicswallahの新たな一歩

インドの教育技術スタートアップであるPhysicswallahが、株式公開を視野に入れ準備を進めています。彼らは新たに三人の独立役員を取締役会に迎えました。

新しい役員には、元ゾマトの副最高財務責任者であるニティン・サヴァラ、元インド準備銀行の地方ディレクターであるラチャナ・ディクシット、アダニグループと関わりのある元官僚のディーパック・アミタブが含まれています。

Physicswallahはこれまでに幾つかのキーポジションに新たな人材を指名しており、今年１月にはアジンキャ・ジャインをグループの法務顧問、会社秘書、およびコンプライアンス・オフィサーに任命しました。また、前年11月にはグロファーズの元CFOであるアミット・サチデーヴァをCFOに迎え入れています。

その結果、Physicswallahの運営収入はFY23の744 CrルピーからFY24には1,940 Crルピーに160%増加しました。ただし、高い給与のため、純損失は84 Crルピーから1,131 Crルピーへと大幅に拡大しています。

このエドテック企業は、競争力のある試験準備セグメントに重点を置いており、最後の資金調達では2億1000万ドルを集め、その評価額を28億ドルにまで高めました。このスタートアップは先の年に初めての機関投資家からの1億ドルを調達し、11億ドルの評価を得ています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/ipo-bound-edtech-unicorn-physicswallah-appoints-three-independent-directors-to-board/articleshow/118972211.cms