インドで加熱する「15分配送サービス」の競争

米国の電子商取引大手であるAmazonがインドで新たな試みに乗り出します。同社は、15分以内に食料品を届ける「クイックコマース」のサービスを開始すると発表しました。この分野は、ZomatoのBlinkitやSoftBank支援のSwiggyのInstamartといった企業が電子機器から食料品まで、10分以内の迅速な配送を宣言するなど、インドで急速に成長しています。

Amazonのサミール・クマール国内マネージャーは、「国内のどのピンコードにも最大の選択肢、最速の配送速度、顧客に対する最大の価値を提供する戦略に注力する」と述べています。データムインテリジェンスによれば、インドのクイックコマース市場は、2020年のわずか1億ドルから、今年には60億ドル以上に膨らむと予想されています。

また、Amazonのライバルでウォルマートが支援するFlipkartも、選ばれた都市で10分以内に食料品を届けるクイックコマースサービスを試験的に開始しており、ビリオネアのムケシュ・アンバニ氏が率いるリライアンスも、ムンバイ周辺で10分から30分の配達サービスのパイロットを開始しました。

出典 : https://in.fashionnetwork.com/news/Amazon-joins-india-s-quick-commerce-race-with-trials-for-15-minute-grocery-delivery,1685214.html