インドのゲーム業界に動きあり！ナザラのCOOが突然退任へ

インドの公開ゲーム会社ナザラ・テクノロジーズは、現COOのスディル・カマス氏が2025年4月1日に退任すると発表しました。この退任の理由は、故郷への移住と家族との時間を重視するためです。
カマス氏は、マネージングディレクターのニティッシュ・ミターセインへの手紙で、ナザラでの働きがいと、リーダーシップチームおよび子会社から受けた支援への感謝の意を表しました。

この発表は、ナザラ・テクノロジーズがリアルマネーゲーム(RMG)事業を子会社のムーンシャイン・テクノロジーの下に集約する決定の後になされました。ムーンシャインはオンラインポーカープラットフォームPokerBaaziの親会社です。
また、ナザラは3月7日にオープンプレイ・テクノロジーズへの94.85%の持ち株を、約104.33Crルピー相当のシェア交換取引を通じて移転することを発表しています。

ナザラは過去1年で、ゲーム形学習アプリKiddopiaの開発者であるペーパーボートアプリズ、モバイルゲームスタジオのネクストウェーブ・マルチメディアという子会社2社の完全所有権を取得するなど、事業ポートフォリオの整理も進めています。
これらの動きは、主要なゲーム事業を母体企業の下に統合するというナザラの新しい運営モデルに沿ったもので、収益増加と財務改善によって、さらなる成長と買収に投資する基盤となる見込みです。

カマス氏は、2022年10月にCOOとしてナザラに加わりました。その経歴には、オンラインポーカープラットフォーム9stacksの共同設立者や、戦略コンサルティング、プライベートエクイティ、運用といった分野での20年以上の豊富な経験が含まれています。
彼のキャリアを通じて戦略的な開発、資産の取得および売却、規制関連事務に関わってきました。

出典 : https://yourstory.com/2025/03/nazara-technologies-coo-sudhir-kamath-resigns