インドのフィンテック再起動！Federal BankとScapiaの新たな挑戦

インドのプライベートセクター銀行、Federal Bankが、フィンテックスタートアップのScapiaとの共同ブランドのクレジットカード発行を再開しました。これは、規制当局の指示で中断していた事業を1年ぶりに再開する動きで、他の提携も検討中とされています。
Scapia社は、既に約1ヶ月前からこのカードのプロモーションを始めており、創業者のアニル・ゴテティ氏は発行開始を確認しています。Federal Bankの株価は179.5ルピーと小幅上昇しています。

この再開は、Scapiaがオペレーションを拡大し、新たな資金調達ラウンドを締結する上で重要なステップとなっています。Scapiaは、2022年にゴテティ氏により設立され、旅行を中心としたユニークなクレジットカードを発行しています。同社は若い顧客層に焦点を当てた旅行エコシステムの構築を目指しており、2023年11月にはElevation Capitalなどから2300万ドルの資金を調達しています。

インドのクレジットカード市場に関しては、厳格化する規制と不安定な貸し付け市場により新規カード発行が鈍化していましたが、RBIのデータによると、2025年1月現在で約1.08億枚のクレジットカードが発行され、前年比で約9%の増加を記録しています。これは経済全体にとっても好ましい傾向となっています。

出典 : https://m.economictimes.com/tech/technology/federal-bank-restarts-co-branded-credit-card-issuance-with-fintech-startup-scapia/articleshow/119155207.cms