インド鉄道、境界線地域での先進シグナルシステム導入へ

インド鉄道が、国の北東部に位置する国境地域の鉄道500kmにわたって自動ブロック信号システムの導入プロジェクトを進行中です。このプロジェクトの第一段階には568Crルピーが予算として配分されています。このシステムは現在、ニュージャルパイグリからカティハール地区のアルアバリ道路駅まで運用されており、次に、アルアバリ道路駅からキシャンガンジまでの延長を目指しています。

プロジェクトが完了すれば、各駅区間でより多くの列車運行が可能となり、鉄道の運行時間の最適化も図られるでしょう。現在、最も一般的な絶対ブロック信号システムでは、一列車が駅を発車したあと、その列車が次の駅に到着するまで別の列車は出発できません。これが原因で混雑や遅延、追加費用が発生しています。

新システムでは、2つの駅の間に3km毎に信号が設置され、1つの信号を通過すると次の列車が進行可能になります。これにより混雑の大幅な縮小が見込まれます。プロジェクトの完了は、2年後を予定しています。

出典 : https://apacnewsnetwork.com/2025/03/north-east-railway-gears-up-for-auto-signaling-for-rs-568-cr/