デリー高等裁判所がRapidoに、アプリの障がい者対応向上を命令

デリー高等裁判所(HC)が、ライドシェアリングサービス大手のRapidoに対し、障害を持つ人々(PwD)向けのアプリの利便性向上を命じました。この命令は、同アプリのアクセシビリティに関してAmar Jain氏らが起こした訴訟の審理中に出されました。
Rapidoは、2016年の障害者権利法に準じて6〜8ヶ月以内にアプリを更新し、また同年11月28日までに「アクセス監査員」による監査報告書の提出を求められました。
この監査員は、社会正義・エンパワーメント省配下の障害者エンパワーメント部門に名を連ねる専門家です。Rapidoはさらに、障害者へのサービス向上のために、従業員とキャプテンへの研修プログラムの導入と、問題に対応するフィードバックメカニズムの開発も進めていると述べました。
この動きは、障害者の特定のニーズに対する意識と対応力を高めるものです。Rapidoへの合法的介入を進めるJain氏らは、これにより障害者へのライドシェアリングサービスのギャップが埋まることを期待しています。

出典 : https://inc42.com/buzz/delhi-hc-asks-rapido-to-ensure-app-accessibility-for-persons-with-disability/