インド飲料大手Rasna、急成長への新戦略

インドの即席ドリンクメーカーであるRasnaが、クイックコマースの急激な成長と、都市部における需要の増加、海外市場への積極的な展開、新商品の導入により、2025-26年度に30%の成長を見込んでいます。
チェアマンのピルーズ・カンバッタ氏は、このほどインタビューに対し、特にクイックコマースとEコマースのセグメントでは、30-40%の成長があるとしました。また、新しい「より濃厚で味わい深い」フルーツドリンクパウダーの投入により、インドでの果実飲料市場2万Crルピーの大きなシェア獲得を狙っています。

さらに、同社はパトナに新工場を約45-50Crルピーを投じて設立し、リッチコンセントレートの製造に力を入れる方針です。「輸出においても、今年は30％成長を見込む」とカンバッタ氏は述べ、5大陸60カ国以上への輸出実績を持つRasnaは、新商品の輸出拡大も図っています。
国内市場では、新たなディストリビューターを追加し、小売ネットワークを10万の販売点まで拡大する計画です。新しい事業年度には、新プロジェクトは立ち上げないものの、パトナの新工場に約2百万ケースの生産能力を有する設備に、引き続き投資を行う予定です。

出典 : https://manufacturing.economictimes.indiatimes.com/news/food-beverages/rasna-eyeing-30-growth-in-fy26-says-chairman-piruz-khambatta/119309045