電気自動車の未来を担うタタ・モーターズ、インフラ整備への挑戦

インドの自動車大手タタ・モーターズが、Nexon EVやPunch EVなど四輪電気自動車（EV）の販売を進めています。同社のVivek Srivatsaチーフコマーシャルオフィサーによると、現在のところ平均的に5〜10％の販売がフリートオペレーターからのものだといいます。
インド政府は商用車の電動化に力を入れ、PM E-DRIVEスキームを中心に推進していますが、四輪車の補助金はありません。この新スキームは、55,000台の四輪EVの需要を支援するための旧FAME計画に代わるものです。

タタ・モーターズは、国内の充電インフラの課題にも対応しており、充電プロバイダーとの提携や充電ステーションのデジタル化により、ルート上の充電所をドライバーが追跡できるサービスを整えています。Srivatsa氏は、今後2年間でバッテリー技術の急激な進化を予測し、充電速度の大幅な改善に期待を寄せています。
電気自動車の普及が進むなか、同社はマーケティング戦略を強化し、映画俳優のVicky KaushalをICEおよびEVラインナップの新しいブランドアンバサダーに起用しました。しかし、新しいアンバサダーの起用は、テスラなど競合他社の市場参入に対する反応ではないとSrivatsa氏は述べています。
彼は、「市場への対応ではなく、我々の独自の戦略がある」と話しています。

出典 : https://yourstory.com/2025/03/ev-sales-fleet-operators-tata-motors-vivek-srivatsa-xpres-t