インド発・Zeptoが待望のIPOへ！株式売却と急成長の裏側

インドの急成長を遂げるスタートアップ企業Zeptoが、新たな一歩を踏み出そうとしています。Bloombergの情報によると、Zeptoは既存株主が最大2億5000万ドルの株式を売却するため、私募投資家と交渉中です。
これは同社が年内に計画する初の公開株式取引（IPO）に向けた動きで、取引が実現すれば、Zeptoの企業価値は50億ドルを超えると見込まれています。

2021年に設立されたZeptoは、食料品から電子機器まで2万5000品目以上を取り扱い、わずか10分で配達するサービスを展開していることで知られており、一日あたり70万件以上の注文を処理しています。
昨年は第三回資金調達で3億5000万ドルを調達し、2024年には前後して13.5億ドル以上の巨額を集めました。

Zeptoは新たな資本を調達することなく、従業員や一部の投資家が株式売却の機会を持つ一方で、IPO規模の増加も目指しています。
会社は、2026年度第4四半期に55億ドルの売上を見込み、除外項目を除いたEBITDAで黒字化を達成する計画です。
IPOを控えたZeptoの次なる一手に、注目が集まります。

出典 : https://www.dealstreetasia.com/stories/zepto-share-sale-ahead-of-ipo-435819