インドのフードデリバリービジネスに警鐘？ BofAがZomatoとSwiggyの評価を下方修正

インドのフードデリバリー市場において、大手アナリティックス会社BofAが、Zomato（旧称 Eternal）の株価評価を「買い」から「中立」へ、そしてSwiggyを「買い」から「パフォーマンス未満」へ大幅に下方修正しました。
競争が激化する中で消費者に提供される割引が増え、これから12～15ヶ月でクイックコマースの損失が拡大すると見ています。さらに、利益率の拡大ペースが鈍ることが予想されています。
インドのフードデリバリー業界は、これまで「高成長、ユニットエコノミクス（一件あたりの利益）の改善」というストーリーから、「増加する損失、競争の激化」という新しい波に直面しています。
2025年に入ってからZomatoは26.5%、Swiggyは38%の株価が下落し、対照的にインドの代表的な株価指数Nifty 50は0.15%上昇しています。
なお、Zomatoは3月27日の市場終了時をもってNifty 50の構成銘柄に新しく加わることになります。

出典 : https://www.tradingview.com/news/reuters.com,2025:newsml_L3N3Q90CG:0-bofa-cuts-india-s-eternal-swiggy-on-fears-of-bigger-quick-commerce-losses/