インドのスタートアップが先進エンジンで自立目指す—シード資金3百万ドル獲得

ベンガルールに本拠を置くNabhdrishti Aerospaceという新興企業が、シード資金として3百万ドルを確保し、燃料を選ばないガスタービンエンジンの開発を進めています。
この資金調達は、Accelが主導し、IIMA Venturesや他の投資家が参加して行われました。同社は、インドの輸入に頼った推進システムへの依存を減らすことを目指しています。
Nabhdrishti Aerospaceは、航空機と産業アプリケーションの両方を動力源として利用するための、デュアルユースのマイクロガスタービンエンジンプラットフォームを開発中です。同社には、IITデリー、IITカンプール、IISc出身の優秀な設立者がおり、先駆的な技術でインドの宇宙野望を支えたいと考えています。
今回の資金により、3つのエンジンプロトタイプを構築し、テストを進めて性能と信頼性を検証する計画です。無人航空機(UAV)やハイブリッド電気航空機に最適なND400エンジン、工業や防衛用途に開発されたND2000エンジンといった2つのモデルが、多岐にわたるパワー需要に応える準備を整えています。
今後、同社はUAVメーカーと連携し、ND400エンジンを搭載した飛行試験を行い、現実世界でのパフォーマンスデータを提供し、将来の契約に向けた確固たる足がかりを築く予定です。

出典 : https://manufacturing.economictimes.indiatimes.com/news/aerospace-defence/nabhdrishti-aerospace-secures-3-million-funding-to-develop-fuel-flexible-gas-turbine-engines/119742196