インドのディープテック企業Tonbo Imaging、シリーズDで約2100万ドルを調達

インドの防衛技術企業Tonbo Imagingは、シリーズDの資金調達ラウンドでFlorintree Advisors、Tenacity Ventures、インド国営輸出入銀行から175 Crルピー（約2100万ドル）を集めました。同社はインドの株式市場への上場を視野に入れています。
創設者アルヴィンド・ラクシュミクマール氏率いるTonbo Imagingは、状況認識を強化し、迅速な意思決定を支援し、複雑かつ動的な環境での自律性を向上させる先進的なイメージングシステムを開発しています。
新たな資本は、次世代の赤外線センサーの開発を加速し、現代の戦場の脅威に対処するための高出力マイクロ波技術の商業展開を可能にし、世界的な拡大を支援するために使用されるとしています。
過去にはWRV Capital、Qualcomm Ventures、Edelweiss Private Equityなどから300 Crルピー以上を調達しています。
インドのディープテックセクターはAI、ロボティクス、ドローンなどの最先端技術を駆使していますが、初期段階のファンディングは増加傾向にあるものの、後期ステージの資本は限られており、スタートアップの規模拡大と投資家へのリターン創出能力が制限されています。
トンボの資金調達はこの状況を克服しようとする企業の1つとして注目されます。

出典 : https://www.dealstreetasia.com/stories/tonbo-imaging-raises-funds-437220