インドの深層技術スタートアップ、驚異の動き

インドのスタートアップ業界は、食品配達やファンタジースポーツアプリに注目が集まっていますが、深層技術（ディープテック）分野でも活動が加速しています。2023年には、ディープテック関連の企業が約100億ドルの資金を調達し、1,400件以上の取引を行いました。現在インドには3,600以上のディープテックスタートアップがあり、同年には新たに480社が設立され、世界で6番目に大きなディープテックエコシステムを持っています。

しかし、この分野ではアメリカや中国に比べ、投資額が少ないのが現実です。アメリカは26.1K社、中国は6.44K社を超えるディープテック企業が存在し、それぞれ5910億ドル、991億ドルの資金を集めています。インフォシスの元CFO、モハンダス・パイ氏は、インドのディープテックが資金不足に苦しんでおり、政府がより後押しをすべきだと提言しています。

ゼプトのCEO共同創立者であるアディット・パリチャ氏は、インドの政策決定者たちに対して、消費者インターネット企業への重点置きを訴えており、インド経済への活気を生み出し、資本市場を豊かにするためには、更なる取り組みが必要だと力説しています。

出典 : https://www.theweek.in/news/biz-tech/2025/04/04/why-india-still-lags-behind-the-us-and-china-in-terms-of-numbers-and-funding-in-deep-tech-startups.html