インド起業Rapidoの新機軸：フィンテックとフードデリバリーでビジネス展開

ライドシェアリングのスタートアップ企業Rapidoが、フィンテック分野への進出を目指し、新たな子会社を設立する準備を進めています。この動きは、同社のモビリティ事業を超えた多角化戦略の一環です。Rapidoは、貸付けや関連する金融サービスの提供を探求しており、その詳細はまだ明らかにされていませんが、独自のフィンテックサブシディアリを検討していると伝えられています。
すでに、飽和状態にあるフードデリバリーマーケットへの参入も進めており、料金を取らないフードデリバリーマーケットプレイスのためにレストランとの提携や人材の採用を開始しています。

過去一年間で、Rapidoはパンデミックの後の積極的な展開により、三輪車およびタクシーサービスを含むライドシェアリング市場において、OlaやUberを追い越し、ボリュームにおいて最大のプラットフォームとなりました。同社は昨年、ProsusやWestBridgeから2億30百万ドルを調達し、新たなビジネス分野への拡大に必要な資金を準備しています。また、法規制の影響でバイクタクシーサービスが停止するという障壁に直面するなど、コア事業の脆弱性が明らかになっており、それに対応するための多角化戦略が必要とされています。

出典 : https://yourstory.com/2025/04/rapido-fintech-food-delivery-new-business