インドEV大手オラ・エレクトリック、販売数に未発売モデルをカウント

インドのEVメーカーであるオラ・エレクトリックが、未発売の次期eスクーターやロードスターXシリーズなどを2月の販売台数に含めたことが、ブルームバーグの報道で明らかになりました。
会社は10,866台の次世代eスクーターと1,395台のロードスターXバイクを月間販売台数としてカウントしているということですが、ロードスターXはまだ市場に投入されておらず、eスクーターの配達は3月に開始されたばかりです。
オラ・エレクトリックは、顧客からの全額支払いを基にその月の販売数を計算したと発表しました。

しかし、公式の登録ポータルのデータによると、2月の実際の販売台数は8,390台にとどまっており、オラ・エレクトリックが発表した25,000台との対比で疑問が浮上しています。
このずれは、コスト削減と業務の効率化を目指して登録機関との再交渉が進行中であることが原因です。

インド政府は、販売数の明確化を求めており、オラ・エレクトリックは業績不正なしと主張しています。
3月31日付けで、同社に対し請求書が発行された車両のみを2月の販売数として修正するように求めています。
株価は11:20 AM IST現在、49.33ルピーに5.93%下がっています。

出典 : https://yourstory.com/2025/04/ola-electrics-february-sales-included-models-unreleased-report