インド発、フードデリバリーを超えるスタートアップ革命への道

インドの商業・産業大臣、ピユーシュ・ゴヤル氏は、スタートアップがフードデリバリーやギグワークを超え、ディープテックのような分野に目を向けるよう訴えました。ゴヤル氏は、食品配達アプリが「失業青年を安価な労働力に変えている」と批判し、これに対して、クイックコマーススタートアップのZeptoのCEOであるアディット・パリチャ氏は反論。Zeptoはインドで1.5Lakh人を雇用し、約1000Crルピーの税金を政府に貢献していると主張しました。

さらに、ディープテックスタートアップへの投資が、前年比78％増の16億ドルに達したというNASSCOMの報告書も発表されています。しかし、ピユーシュ・ゴヤル氏は、スタートアップへの投資家も視点を変え、テクノロジー主導のスタートアップに投資すべきだと述べました。

インド政府はディープテック企業への「Fund of Funds」創設を2025年の連邦予算で示唆しており、またスタートアップ支援の統合ポータルBHASKARの開設など、スタートアップ産業に対して積極的な動きを見せています。EndInitiativeの下で、1.52Lakh以上のスタートアップが認識されている一方で、5000社以上が閉鎖されていることが明らかにされています。

スタートアップにとって、インドでのイノベーションの推進は困難な面があるものの、政府のサポートが今後どのように事業発展に繋がるか注目されます。

出典 : https://www.medianama.com/2025/04/223-piyush-goyal-comments-startup-mahakumbh-2025-highlights/