インドのスタートアップ界に起こる「逆転現象」、本国への回帰と上場を目指す動き

インドの多くのスタートアップ企業が、海外からインドへ本拠地を移す「リバースフリッピング」という動きが加速しています。
この傾向は、公開を控える企業が増える中、国の政策や規制環境の進化によるものと専門家は解説しています。

昨年末には、フィンテックのユニコーン企業であるRazorpayが、アメリカからインドへ拠点を移すと公表し、2026年までの上場を目指すとしています。
一方で、急速配送サービスのZeptoは、シンガポールからインドへのリバース合併を今年早々に完了させました。
これらの動きはインドの資本市場への信頼が高まっていることを示しており、スタートアップ業界にとって画期的なマイルストーンとなっています。

また、政府はエンジェル税の撤廃、外国直接投資（FDI）規制の緩和、GIFT Cityにおける国際金融サービスセンターの設立など、スタートアップエコシステムを強化するための改革を導入しており、スタートアップ企業の成長に注目が集まっています。

出典 : https://www.newindianexpress.com/business/2025/Apr/07/top-start-ups-move-back-domicile-to-home-turf-from-other-countries