インドのウェアラブル市場を牽引する「boAt」の親会社、公開への新しい一歩

ウェアラブルブランド「boAt」を展開するImagine Marketingが、初の株式公開（IPO）に向けて、インドの証券市場規制当局Sebiへの秘密裏の事前申請書を提出しました。この手法により、詳細な公開をDRHP（ドラフトレッドヘリングプロスペクタス）の後の段階まで待機させることが可能です。公示によると、同社は市場評価のための資本と開示要件（ICDR）規則のもとでプレファイルされたDRHPを提出したとされていますが、これがIPOの確定を意味するものではありません。

これは同社にとって二度目の株式公開試行であり、過去には2022年1月に2000 Crルピー規模のIPO計画を発表しています。Imagine Marketingは2013年にAman GuptaとSameer Mehtaによって設立され、オーディオ機器からスマートウェアラブル、パーソナルグルーミング製品、モバイルアクセサリに至るまで幅広い製品を展開しています。

近年、インドの企業では裁量を持ってIPOを行う潮流があり、Tata Capitalやedtech大手のPhysicsWallahも秘密裏の定めに従う選択を行っています。また、食品配達大手SwiggyやVishal Mega Martなどもこの手法でIPOを成功させました。2013年から始まったこの手法は、企業に公開にかかるプレッシャーを軽減し、従来の12ヵ月以内の上場からSebiからの最終コメント後18ヵ月以内のIPOが可能になるなどの柔軟性を提供しています。

出典 : https://telecom.economictimes.indiatimes.com/news/devices/boat-owner-imagine-marketing-files-draft-ipo-papers-through-confidential-pre-filing-route/120068388