インドのドローンスタートアップが大型資金を調達！国産技術の未来を切り開く

インドの元クリケット選手、マヘンドラ・シン・ドーニが支援する宇宙スタートアップ「ガルーダ・エアロスペース」が、シリーズBの資金調達ラウンドで100 Crルピーを獲得しました。この資金調達は、2.5億ドルの評価額で行われ、ドローンシステムの生産能力を大幅に向上させると同社は述べています。
また、現在の生産施設の拡張や、先進的な防衛ドローンの設計に特化した研究開発・テストセンターの建設を加速する資金としても充てられます。ガルーダ・エアロスペースのアグンクシュワル・ジャヤプラカシュ創業者兼CEOは、「この資金を受け、製造規模と革新の強化だけでなく、次世代ドローン技術開発を加速することが可能になる」と強調しています。
この動向は、高度な防衛製造における国内自給自足を目指すインドの広範囲に渡るビジョンとも一致しています。さらに、新たに獲得した資金は知的財産ポートフォリオの拡大や新しい設計施設の生産にも支援されるとのことです。現在、ガルーダ・エアロスペースは20以上の特許を持っており、ベンチャー・カタリストの共同創業者であるアプールヴァ・ランジャン・シャルマ氏は、これがインドの技術的変革に向けた投資と合致していると述べています。
政府のドローン採用促進や国産製造を支援する政策も市場の拡大に寄与しており、ガルーダ・エアロスペースは、ドローン製造、ダース(DaaS)、パイロット訓練をモデルに、政府機関や農業企業、インフラ会社、防衛機関といった幅広い顧客にターゲットを絞ったドローンソリューションを提供しています。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/auto-technology/garuda-aerospace-raises-100-crore-in-series-b-funding-from-venture-catalysts/120337642