インド自動車業界の新たな風：マルチ・スズキの成長戦略と電気自動車への挑戦

インドを代表する自動車メーカー、マルチ・スズキ・インディアが2025年4月、前年同月比で6.9%の成長を見せ、合計179,791台の車を販売しました。
特に海外市場への輸出が好調で、前年の同月に比べて25.9%増の27,911台を輸出したことがこの成長に貢献しています。
国内市場におけるSUVの販売はわずかですが成長しており、前年に比べて4.3%増えました。
しかし、全体的な国内販売は0.54%とわずかながらも成長しました。
一方、エントリーモデルとなるアルトK10やS-Pressoは45%の大幅な落ち込みを記録しています。

マルチ・スズキは小型車市場の成長と輸出戦略の強化を重視しており、FY25年には輸出量が17.49%増の332,585台に達し、同社史上最高の記録を樹立しました。
今後の成長を支える予定の1つが、電気自動車「マルチ・スズキ e-Vitara」です。
同社はこの電気自動車の生産を約70,000台計画しており、その大部分を輸出市場に提供する方針です。
これからも、マルチ・スズキの戦略や革新的な技術に注目が集まりそうです。

出典 : https://auto.hindustantimes.com/auto/news/exports-power-maruti-suzuki-s-april-performance-as-domestic-sales-hold-steady-41746091715644.html