インド発スタートアップの挑戦：FirstCry、恐竜市場への一歩

インドの首都プネに拠点を置くBrainbees Solutionsは、母子用品を扱う小売業者FirstCryの親会社として、3月31日に終わる四半期の業績を報告しました。
同社は、前年同期の43Crルピーから2.5倍増の111.5Crルピーの純損失を記録しましたが、統合営業収益は16%増加して1,930.3Crルピーに達しました。

特に注目すべきは、FirstCryのインドにおける多様なチャネルのビジネスが1,337.3Crルピーの収益をあげたことです。これは前年度比11.5%上昇しています。
また、同社のGlobalBeesという子会社は、市場全体の消費の減速にもかかわらず、経常収益で33.4%増の398.4Crルピーを記録しました。国際的なビジネスも11.2%増の205.3Crルピーを達成しています。

しかし、全体の売上は増えたものの、支出も同じく増加し、原材料費の急激な上昇と従業員の福利費の増加が見られました。
それにもかかわらず、FirstCryはインドと国際市場でさらに成長するための投資を続けており、子会社FirstCry Management DWC LLCへ最大74.1Crルピーもの投資を行う予定です。

FirstCryは8月13日に株式上場し、10.6百万人の顧客基盤と1.8百万のSKUを持ち、数々のプライベートブランドを保有しています。
株価はほぼ変わらぬ375.2ルピーで取引されていることからも、そのポテンシャルを市場は認識していると言えそうです。

出典 : http://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/firstcry-parents-q4-net-loss-widens-2-5x-to-rs-111-5-crore-despite-revenue-growth/articleshow/121418048.cms