インド・ムンバイの食品倉庫、衛生違反でライセンス停止

ムンバイのDharaviにあるZepto運営の倉庫が、深刻な食品安全違反を理由に、食品医薬品局(FDA)により営業許可を停止されました。FDAの検査で、この施設は不衛生な状態にあると判明。カビが生えた食品や、滞留水のそばで保管されていた商品、賞味期限切れの商品が発見されました。また、商品が濡れた衛生状態の悪い床の直上に保管されている事例もありました。さらに、施設内の冷蔵装置は規制基準に達していませんでした。

Zepto社は、問題を是正するための措置を講じていると述べています。アヌパマ・パティル食品助理監督官は、「期限切れの商品は他に保管されており、破棄済み」と発言。食品合同委員会のマンゲシュ・マネは、「違反が解消されるまで、施設は閉鎖される」と述べつつ、他のZepto倉庫や迅速な商取引プラットフォームでも更なる検査を行うことを付け加えています。

Zepto社のスポークスパーソンは、「我々は内部レビューを開始し、当局と緊密に協力して、迅速かつ完全に遵守していく」と述べ、違反の修正と法律に従った運営再開に向けて取り組む姿勢を示しました。1月には、オンラインデリバリーサービスを通じてライセンスなしで医薬品の販売が疑われる3社に対し、FDAが摘発を行いました。

出典 : https://timesofindia.indiatimes.com/city/mumbai/fungus-on-food-expired-goods-quick-commerce-companys-hub-in-mumbais-dharavi-loses-licence/articleshow/121560643.cms