インド発！世界に広がる革新的デジタル革命とスタートアップの躍進

インドのデジタルインフラが世界に広がりつつあります。インフォシスの共同創設者であり、アードハール（身分証明システム）の建築家であるナンダン・ニレカニ氏によれば、現在15か国で利用されているインドのデジタル公共インフラを、今後5年間に50か国まで拡大する計画があるとのことです。この使いやすいインフラは、主に公営サービスやオンライン認証などに使用され、たとえば統一決済インタフェース（UPI）などがその一例です。
UPIは、月間で144億件ものトランザクションを記録し、5億人のユーザーと5000万の商人に利用されています。また、インドのスタートアップのエコシステムは、2014年から2024年の前半にかけて、1千5百億ドル以上の資金を調達し、118社以上のユニコーン企業を生み出しています。
これらの成長は、インターネットユーザーの増加、スマートフォンの普及、手頃なインターネット料金などに支えられています。国が支援するプラットフォーム、たとえばUPIやアカウントアグリゲーターの枠組みも、成長に拍車をかけています。インドのデジタルインフラは、既存の技術に乗り遅れている国々にとって、貴重な機会を提供するものとなっています。

出典 : https://inc42.com/buzz/india-aims-to-take-its-digital-public-infra-to-50-nations-in-next-5-years-nilekani/