インドのフィンテック革命：Kaleidofinの資金調達と市場動向

インドのフィンテックネオバンキングスタートアップであるKaleidofinが、13.8百万ドル（約115クロール）の新たな資金調達ラウンドを完了しました。このラウンドはラボバンク傘下のラボパートナーシップスが主導し、農村開発と金融包摂に焦点を当てています。

投資家にはマイケル＆スーザン・デル財団やオイコクレジット、オミディアー・ネットワーク・インディア、フラーリッシュ・ベンチャーズなど既存の出資者も名を連ねています。チェンナイベースのKaleidofinは、この資金を融資ポートフォリオを拡大し、クレジットスコアリングや中間層技術、リスクサービスの強化に利用する計画です。

Kaleidofinは、低所得者や銀行口座を持たない顧客、インフォーマル経済にある企業向けの金融ソリューションを提供するプラットフォームで、2017年に設立されました。クレジットヘルス評価などを駆使し、顧客の金融アクセスを拡大しています。

インドではフィンテック市場が急速に成長しており、24以上のユニコーン企業が存在し、市場は2030年までに2.1兆ドルの機会になると予想されています。インドはデジタル公共インフラストラクチャ（DPI）を利用して、「フィンテック国家」になることを目指しています。フィンテック業界の競争が激化する中で、Kaleidofinはその市場の一角を獲得しようとしているのです。

出典 : https://inc42.com/buzz/fintech-neobanking-startup-kaleidofin-nets-13-8-mn-to-expand-its-lending-play/