インドにおける金融のアクセシビリティ強化への動き

インドの金融省は今年、特に障害を持つ人々も含めた全人口がデジタル決済システムをますます利用している中、こうした人々にも使いやすいように見直しをするようにと、「銀行部門のアクセシビリティ基準とガイドライン」を発表しました。
政府は、決済システム参加者（PSP）に対し、障害を持つ人々（PwDs）がアクセスしやすいよう、PoSデバイスなどの決済ソリューションの改善を求めており、必要な変更の詳細と具体的な行動計画を、通知から1ヶ月以内に提出するよう命じています。

インド準備銀行（RBI）もまた、農村地域や小規模事業体への融資を提供するプラットフォームの開始を含め、フィンテックの空間を広範な人口にとってアクセスしやすくする取り組みを進めています。
この週、RBIはUPIの取引限度を引き上げ、UPIの採用をさらに促進するものです。UPI123Payは現在の5,000ルピーから10,000ルピーに、UPI Liteは現在の500ルピーから1,000ルピーに増えます。
UPIの取引数は前月の149.6億から150.4億に急増し、PhonePeとGooglePayがUPIマーケットをリードしています。

出典 : https://inc42.com/buzz/make-pos-devices-accessible-to-persons-with-disabilities-rbi-to-fintechs/