インド最大の自動車メーカー、売上高が予想下回る

インドの自動車業界を牽引するマルチ・スズキ社が、予想よりも低い第2四半期の収益を報告しました。売上は前年同期比わずか0.4%増の372.03 billionルピー（44.3億ドル）で、分析家の予測1.4％増の375.59 billionルピーには届きませんでした。

販売の減少と割引の増加が重なり、株価は5%下落しました。利益は近年で初めて下がり、特に政府による長期投資に対する税制優遇措置の遡及撤廃による約8.38 billionルピーの繰延税金負債による影響が大きく、税負債を除くと利益は年間を通じて増加しました。

自動車市場では車の新規需要が弱く、過剰在庫に直面する車ディーラーの販売調整や、顧客獲得のための割引が増えているとされています。特に小型車の販売低迷がマルチ・スズキの売上低下の一因となっており、高利益車種である多用途車両（SUVなど）の売り上げもほとんど変わりませんでした。

今後数週間で、ヒュンダイインディア、タタモーターズ、マヒンドラ＆マヒンドラなどのライバル企業も四半期報告を行う予定です。

出典 : https://auto.hindustantimes.com/auto/news/lower-sales-spate-of-discounts-hurt-maruti-suzuki-as-q2-revenue-misses-estimate-41730190462735.html