インドのAIスタートアップ「Krutrim」、野心的な未来に全力投球

インド発のAIスタートアップ「Krutrim」が、設立初年度に運用収益ゼロで総損失2.84 Crルピーを報告しました。しかし、同社は研究開発に134.86 Crルピーを投じ、シリコンやKrutrim Cloud、応用AIの進歩に尽力。
また、先進的な冷却方法の試験プロジェクトに1.5 Crルピーを投資しました。これはデータセンターでの省エネを実現し、環境に優しい運営を目指すステップです。
会社は、2025年第1四半期にKrutrim Cloudをローンチ予定で、2028年までにデータセンターの容量を毎四半期拡張し、1ギガワットの機能を目指します。
さらに、2024年の2月にはBodhi、Sarv、OjasというAI及びコンピューティング向けの三つのチップファミリーの開発を発表。
また、同月にはインド初の大型言語モデル(LLM)をスマホやウェブプラットフォームで利用できるAIアシスタントを通じて公開しました。
この全ては、クラウドインフラ、AIモデル、アプリケーション、そしてチップ開発を含む、フルスタックのAIエコシステムを確立するという広範な計画の一環です。
なお、今年1月にはMatrix Partnersらから5,000万ドルの資金を調達し、評価額10億ドルでインド最速のユニコーンスタートアップとなりました。

出典 : https://yourstory.com/2024/11/bhavish-aggarwal-krutrim-makes-no-revenue-pours-rs-1348-cr-into-rd-in-debut-year-ola-electric