Paytm、資金強化のためPayPay株式をSoftBankに売却

インドの大手デジタル決済企業Paytmが、持ち株を日本の支払いサービス企業PayPayへ売却することでSoftBankと合意しました。この取引により、Paytmは2億7920万ドルを手にし、インドの競争が激しいデジタル決済市場での立ち位置を強化します。
Paytmは、配当権に基づいてPayPayの約7.2％にあたる株式を保有していましたが、これは2020年9月にシンガポールを通じて取得したものです。
今年に入り、Paytm Insiderというエンターテインメントチケット事業もZomatoに2.46億ドルで売却しており、非核心資産の売却によって手元資金を増やす戦略をとっています。
この過程で、コストカットやAIによる自動化の導入など、効率改善にも注力しています。
また、新規のUPIユーザーを獲得するための規制問題も解決し、貸出サービスや株式取引、保険の配布など、金融商品の拡充を目指しています。

出典 : https://www.indianweb2.com/2024/12/paytm-sells-its-stake-in-japanese.html