インドの新星スタートアップ、NetrasemiがエッジAI技術で注目

インド・ケララ州を拠点とする新興の半導体スタートアップであるNetrasemiは、Unicorn India Venturesから10 Crルピーの資金を調達しました。この資金は、IoT製品向けのエッジAIソリューションを拡大するために使用されます。
2020年に創立されたNetrasemiは、スマートなIoTデバイスのためのAIによる計算を最適化するシステムオンチップ(SoC)の開発に成功しています。
会社は、クラウドを使用せずにデバイスがデータを現地で処理するエッジAI技術に焦点を当て、よりスマートで速く、コスト効率の良い製品を可能にしています。

61人の専念したチームで、Netrasemiは100以上のAI/MLのユースケースに適したSoCとリファレンス設計の開発を進めています。
これらのソリューションは、様々な業界でのエッジAI製品の開発を簡略化し、コストを削減することを目指しています。
また、監視、ロボティクス、自動運転車などの先進的なアプリケーションの開発に必要となる、2種類の重要なチップであるNetra A2000とNetra R1000の製造に投資されます。

Netrasemiは、特に監視カメラの需要が高まる中、成長市場で成功を収めようとしています。
実際、同社は、医療、通信、工業市場の大手製造元からの関心を得ており、戦略的パートナー向けのチップ設計とポーティングサービスから約75万ドルの収益を上げています。
会社は、知的財産（IP）収入を燃料に、FY25には150％、チップの大量生産が開始されるFY27にはさらなる急速な成長が予想されています。

出典 : https://startupstorymedia.com/insights-netrasemi-raises-rs-10-crore-in-pre-series-a-round-from-unicorn-india-ventures/