インドの電動移動革命：未来へ加速するヒーローの挑戦

インドの自動車製造会社、Hero MotoCorpの会長兼マネージングディレクターであるPawan Munjal氏が、電動モビリティスタートアップのOla Electricに100万ドルを投資しました。
この投資は、同社が過去にRatan Tataなど大物投資家からの支援を受ける中、Munjal氏の家族信託によって実行されました。また、Ola ElectricはSoftBankからの2億5000万ドルの投資を含む、いくつかの大型資金調達を成功させ、ユニコーン企業（評価額10億ドル以上）になりました。

更に、韓国の自動車メーカー、HyundaiとKia Motorsからも3億5000万ドルの支援を受けています。
Hero MotoCorpを通じてMunjal氏は以前にも、Ather 450や450Xなどの電動スクーターを販売するAther Energyに投資を行っていました。

インド政府は、2030年までに全ての新型車を電動化する野心的な目標を掲げており、Ola Electricは2017年に創業してから、電動モビリティを便利で手頃な選択肢に変えるために、バッテリーメーカー、都市、ドライバーパートナーなどと連携して取り組んでいます。
2022年までにインドの道路上に100万台の電動車を導入することを目指し、2019年11月には、ニューデリーに充電ステーションを設置するためにBSES Yamuna Power Limited (BYPL)、BSES Rajdhani Power Limited (BRPL)と提携しました。

これらの取り組みにより、インドでは前年度に75万台以上の電動車が売れており、その大部分は電動三輪車で、その数は63万台に達しています。
充電インフラの整備や政府の後押しもあり、インドの電動車市場は急速に成長を遂げています。

出典 : https://yourstory.com/automotive/funding-startup-hero-motocorp-pawan-munjal-1-million-ola-electric