インドの決済大手PhonePe、クイックコマース市場に挑戦

インドのウォルマート支援の決済会社「PhonePe」が、クイックコマース市場への参入を始めました。2026年の公開上場を見据え、今後2年間で急速配送を成長分野と位置づけ、6都市の一部地域にて15分配送を開始。この分野での拡大を計画しており、これが同社にとってオンライン小売における3度目の挑戦となります。

PhonePeは昨年、公共のデジタルコマース網（ONDC）からの撤退後、その電子商取引事業「Pincode」を急ピッチなモデルへと全面転換しました。さらに、配達業務には自社のチームだけでなく、地元の雑貨店や現代の小売店と提携し、Swiggy、Shadowfax、Loadshareなどの物流サービスを利用しています。

PhonePeは、UPI決済市場をリードする企業として、内部でIPO計画の見直しと議論を予定しており、運営収入も前年度に比べて74%増加し、5,064Crルピーに達するなど、ビジネスの健全化を進めています。クイックコマース市場では既に何社かが競争を繰り広げていますが、PhonePeはこの市場の巨大な潜在能力をどう活かすのか、注目が集まっています。

出典 : http://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/phonepe-sharpens-quick-commerce-play-in-first-for-a-payments-company/articleshow/117213550.cms